Contents

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Comments

Post a Comment
管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

トラックバックURLはこちら
http://nakinure.blog38.fc2.com/tb.php/786-7c2c3647

豊橋まで、自転車で・・・後編

豊橋まで、自転車で・・・前編つづき。

前編アップから、時間がたってしまいすいません。
ぎりぎりで保健所に12時までに間に合うか?、の続きから書きます。

なんとか信号のタイミングは、OK!
あとは道を間違えないように、細心の注意を払いながら、急ぐ。
1年に1度しか来ないので、確信できる場所に到達するまでは非常に不安。
見慣れない土地の為、本当にあっているのかなぁ?

すると、ようやく保健所への看板が出てきた。
そこを右折すれば、見覚えのある場所。
「やったぁー、このまま直進するのみ!」
ただ時間との戦いは、まだまだ続いている。
全力のペダリングで、絶対間に合わせるのだ。
風は、強烈な向かい風。
まるで行く手を阻むかのように。

12時まであと3分。
「やばい、間に合わない。」
苦しいけど、一縷の可能性にかけて、脚は休めない。
こんな時になんだけど、良い練習になるねぇ。
だって、休んだら即アウトだからねぇ。
ところで、このGショック時刻合わせしたことないけど、合ってるのかねぇ?
そんな新たな不安も抱きつつ、とにかく爆走。

「おーぉ、見えてきましたよ、保健所が。」
1分前に玄関に到着。
自転車に鍵もかけずに、(本当は忘れたのだが)ヘルメットだけはとって、持ったまま受付のある3階まで駆け上がった。
そして無人だった、検便専用受付の前で「すいません」と一言。
職員の方達が一瞬こちらを向いたかと思うと、その場違いないでたちにすぐさま視線をそらすのであった。
よっぽどかかわりたくなかったのか、このお昼直前に・・・。
もう一度「すいません」と言うと、ようやく年配の方が対応してくれた。
「なんですか?」と怪訝そう。
検便専用受付なので、用件は決まっているのだが、この身なりからまさか検便が出てくるとは想像できなかったようで・・・
「検便持って来ました。」
と言うと、一気に態度が軟化し、
「それは、それは、ご苦労様です」
と、ねぎらいの言葉も飛び出した。
やっぱり身なりは大切だなぁと、痛感させられた瞬間でもあった。

受付が終わるごろには、すでに12時を回っていた。
危うく1時間検便と、寒空の下やることもなく、途方にくれるところだった。
「みなさん、何とか間に合いました」

再び岡崎に向けて、帰路につくのだが、同じ道を帰るのでは脳がないので、昨年同様海沿いを選ぶことにした。
わかってはいたが、ものすごい向かい風。
そこに検便提出の任務が、タイトな中で終了したと言う安堵感があいまって、力が入らない。
ギアはもう一番軽いぐらい。
「こんなことで今日中にうちに帰れるのかなぁ」
と、思うほど。
でもPM6時から会議があるので、絶対間に合わせなければならない。

ペースは極めて遅いものの、少しずつ確実に進むのであった。
市内を抜け、海沿いに来ると風は一層を強さを増し、容赦なく寒風を吹き付ける。
運動量は、多いはずなのに汗は全く出ない。
出ないどころか、寒い。
「誰か迎えに来てくれないかなぁ?じゃないと凍えちゃうよ」
辛いといつもそう思うのだが、今回は切望。

そんな中福岡君の車が・・・、
違ってました。
大体車種すら、違ってました。
「やばい、幻覚が見え出した。」
人間は、強く願うとそう見えてしまうようである。

昨年パンクした、ラグーナ蒲郡を今日は無事通過。
もしパンクしていたら、これ幸いと修理もせず、置いて公共機関で帰っていただろう。
それぐらい辛いのである。
見回したところ、自転車はおろか歩いている人もいない。

そしてやっとの思いで海沿いを抜けたのだが、今度は激坂のお出ましだ。
昨年はダンシングで上りきれたのだが、脚こそつかないがシッティングを織り混ぜながらになってしまった。
お陰で体力の消耗と引換に、体は少し温まった。

休憩したいところだが、体が冷えてしまうのでそのまま走るしかない。
もう前方を見るために、頭を上げている力もない。
このことが災いし、道を間違えた。
おまけに間違えたことに全然気がつかず、かなりの距離を走ってしまった。
「全くありえん。」
始めはちょっとヘンだなぁ、と思う程度だったのだが、間違いが確信に変わった。
坂道が多いし、みかんの香りがし始め、みかん畑の中にいることにようやく気が付いた。

ドリンクを用意しておきながら忘れた為、水分は一切摂っていなかった。
みかんをこれほど食べたいと思ったのは、久々だ。
そんな時、道路に転がっているみかん発見。
「拾おっかなぁ?どうしようかなぁ?」
と、迷った挙句、
やめました。
拾い食いは良くありません。
まだ理性は働いております。

それより究極の選択を迫られていた。
このままみかん畑を進めば、山の中へ入っていくので激坂は避けられない。
現に今もかなり上っている。
それよりも、もう1度海側の平坦な道に戻るか?
でもかなり大回りだ。
「どうしよう」
走りながら考えた。
そういえば後戻りできない性格だった。
何でそんなことを悩んだのか、それほど苦しかったんでしょう。

と言うことで、みかん畑の中をひたすらクライム。
途中で下りもあったのだが、実にもったいない。
もう1度上らなければならないからだ。
そうこうしている内に、ようやく見覚えのある道に出た。
きっとこの道に出ると思っていたのだが、車でもローギアにシフトするぐらいの激坂であることはわかっていた。
こんな状況で、初トライしなければならないとは・・・。

山道にしては珍しく、歩道が付いている。
でも自転車も人も全く利用している感じがない。
草生え放題。
ところどころ陥没もあれば、隆起もある。
空き缶やビンも一杯落ちている。
「そりゃーこんな激坂、人力は無理でしょ。」
何で利用もされない歩道が、造られているのか良くわからない。

勾配は更に増し、ギアは一番軽いまま。
それでも苦しい。
内緒だが、苦しさのあまり自転車からついに降りてしまった。
苦しくて自転車から降りたのは、いつ以来だろう。
だいたい降りたことがあるかどうかも定かでない。
なんだか屈辱ですねぇ。

そのまま自転車を押して上ろうかとも思ったが、そんなときに限って工事の旗振りおじさん出現。
かっこ悪い真似だけは出来ない。
よってすぐさま乗車。
「お疲れ様です」、と平然を装い通過。
苦しかったが、見られてると思うともう降りることは出来ない。
「どれだけ試練を与えるのか、神様は・・・」

もう降りることも出来ず、へろへろになりながらもなおも上る。
すると良い匂いが。
「これは石鹸の匂いですねぇ。」
そう、ここはかの有名なホテル"坂の坂"なのです。
その看板に、休憩3800円とあった。
意味が違うが、すごく
「休憩した~い」
そのビニール製の暖簾をくぐれば、そこは天国。
お風呂もあるし、ベットもある。
一人でも全然問題ない。
過去に自転車で来て、チェックインした人はいるのだろうか?
絶対に、いないと思う。
そんなアホなことを考えつつ、ちょっとテンションが上がってしまった。

坂の坂まで来れば、上り区間もあとわずか。
おなじみの湾スカ入り口からは、下りが続く。
ようやく抜かれっ放しだった車と、対等に走れるときが来た。
車と車の間に挟まって、完全に車道をぐんぐん下る。
コーナーでは、車より断然速いため、かなりプレッシャーを与えてしまった。
ようやく蘇った感じである。

あとは走りなれた道と言うこともあり、無事に帰宅することが出来た。
行きは、1時間半で保健所に到着したが、帰りは実に2時間半もかかってしまった。
もう2週間も前のことなので、今となっては良い思い出である。
来年もきっと検便は自転車で提出に行くでしょう。
にほんブログ村 自転車ブログへ
スポンサーサイト

Comments

Post a Comment
管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

トラックバックURLはこちら
http://nakinure.blog38.fc2.com/tb.php/786-7c2c3647

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。